なぜ日本の若者から「西洋コンプレックス」が消え「韓国に憧れる」ようになったのか

日本の若者が西洋、とりわけ欧米に興味を示さなくなって久しい。今、Sportifyをはじめとする音楽サブスクサイトの日本のTOPランキングでは、なんと洋楽がゼロ曲になっている(2021/09/02現在)。なぜこうなったのか考察したい。

日本人はもともと洋楽のノリが向いていない

今流行りの洋楽の基本ジャンルはヒップホップとなっている。Cardi BやDoja Cat、Megan Thee Stallionなどフィメールラッパーが隆盛だ。そんな彼女らはMVで大きな胸とお尻を晒し、ビッチ、プシーなどの下品で挑発的な歌詞が目立つ。そういったノリはもともと日本人には向いていなかったのではないか?

②K-POPや韓流の定番化

2010年ごろに最初のブームを迎えたK-POPは、今や完全にジャンルの一部と化し、定番化している。音楽のみならず、髪型や服装、さらには韓国グルメやインテリアなどのライフスタイルも韓流に飲み込まれた。なぜ日本人の若者がここまで韓流にのめりこんだのか?それは日本の芸能界の弱体化である。アムラーなどのムーブメントを引き起こした安室奈美恵や浜崎あゆみのようなアイコンが今の日本のメインカルチャーに存在しないのだ。(サブカルチャー界隈では、元ZOCの香椎かてぃをはじめとする闇系の女子に憧れる界隈は存在するが…)。

そんな芸能界の「スキマ」を埋めたのがK-POPアイドルだった。洗練されたハイクオリティの曲を最新のファッションで踊るアイドルは今や日本人の若者の憧れになっている。西洋人と違い、韓国人は同じアジア人なのでファッションの参考にしやすく、頑張れば容姿を近づけるのが可能である。インスタグラムやTikTokを見ると、BTSのメンバー・ジョングクのそっくりさんをもてはやす界隈があることがわかる。

バブル−00年代初期の白人コンプ的な思想は、K-POPにより消滅した。長らく日本では「ハッキリした顔立ち」が好まれてきたが、韓流的な価値観が流入して以来、綾野剛や坂口健太郎をはじめとした「一重・奥二重の薄顔」がイケメン扱いされるようにもなった。

将来的に韓流はどのように変遷し、日本の若者の欧米に対する価値観はどのように変わるのか?

将来を見届けて行きたい。

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